【財務デューデリジェンス】サービス提供会社取得に伴う財務デューデリジェンス
実績紹介:財務デューデリジェンス
【対象会社の概要】
業種:サービス提供会社
売上高:10数億円
【調査の概要】
関東を拠点とするサービス提供会社(未上場)の財務内容について、
同社の買い手候補である上場企業の依頼で、
デューデリジェンス(財務内容調査)に行った。
ちなみに、同社は比較的名前の知れ渡った、とあるサービスを一般消費者に提供している会社である。
弊社の調査メンバーは、会計士3名、税理士1名。
当初は、比較的簡単に終了すると想定していたが、
実際に調査を始めると、会計がかなりぐちゃぐちゃで、実態を把握するのが非常に困難であり、
結局、想定時間の倍近くかかってしまった。
最大の問題点は、
社長が所有する兄弟会社間で、不明瞭・多額の資金取引が頻繁に行われていたことだ。
それら兄弟会社は、買収対象外であり、調査対象外でもあったため、
ターゲット会社のみの調査では、実態を把握することは非常に困難であった。
また、兄弟会社間の決算日がずれていることを利用して、
決算月に、兄弟会社に無形サービスを提供し(売上計上)、翌期に買い戻すというような架空売上も行われていた。
資金繰りが非常に困窮していたため、
今回の買収は、買い手による資金援助という側面もあったが、
デューデリジェンスの結果、買い手候補会社は、ターゲット会社へ投資しない選択肢をとった。
後日、ターゲット会社は、自己破産を申請したようだ。
通常のデューデリジェンスでは、投資判断をノックアウトさせるような事項は検出されないものだが、
今回の調査を見ると、デューデリジェンスの重要性をひしひしと感じさせるものであった。



